Dia duit!(ディア・グィト!(こんにちは!)
アイルランドの首都ダブリンのレストランでメニューを開いたとき、
ふと思い浮かんだのは、なぜか北海道をオートバイで走った、若かりしころの旅の記憶でした。
それも広大な大地や離島に渡るフェリーのシーンではなく、
素材の特徴を活かした料理が並ぶ、ローカル食堂のテーブルとは。
そこでホテルに戻って概略を調べたら、なるほどと合点がいったのです。
アイルランドの面積は北海道の約80パーセント、人口はほぼ同じの約550万人。
緯度こそカムチャッカの南部あたりに相当しているものの、海流の関係で温帯海洋性気候のため、それほど寒くはなりません。
ここまで共通点が揃えば、素材や調理方法が似てきても不思議はないでしょう。
今回は遠くてどこか近い国、アイルランドの体も心も温まる質実剛健な料理をご紹介します。
|