<<旅のメニューが変わります>> |
世界の煮込み料理特集 シーズン2
今年の東京は雪も降り、冬らしい冬になりましたね。
寒い季節のある国はどこでも、それを逆手に取って楽しむ料理があるもの。
冬だからこそ美味しい料理を3つの国からご紹介しましょう。
期間 2013年1月23日(水)〜3月25日(予定)
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エクアドル クエンカ風 ソパ・デ・マリスコス
1600円
時は2009年7月。南半球は冬。南米を巡る旅の途上、僕たちが訪れたエクアドルにある世界遺産の街、クエンカは、赤道付近でも標高が約2500mあるため、朝晩かなり冷え込みました。そこで体が温まる料理を探して出会ったのがこの一皿。南米版のブイヤベースとも言えるソパ・デ・マリスコス。エビ、カニ、白身魚など豊かな魚介類が織り成す旨味と、コリアンダーやレモンの香りが冬空に南国を感じさせます。
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ペルー クスコ風 アドボ・デ・チャンチョ
1500円
先のクエンカから南へ下り、ペルーのリマ、ナスカを経由して辿り着いたのが、インカ帝国の都でもあったクスコ。
ここまで来ると気温はもう日本の真冬そのもの。観光客が集まるアルマス広場からちょっと裏へ入った所のローカル食堂で見つけたのが、熱々でボリュームも満点のこの料理です。
アドボはスペイン語で素材を漬け込むという意味、チャンチョはポーク。つまりこれはスパイスで香りをつけて、柔らかくマリネしたポークの煮込み。脇役のサツマイモが意外に合っています。
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ハンガリー ブダペスト風 グヤーシュ
1200円
もう一品はヨーロッパの思い出から。
2011年の旅のメニュー、世界の煮込み料理シーズン1でもご紹介したこの料理、今回はバージョンが違います。前回はウィーン風にフォンドボーを使ったビーフシチューに近いものでしたが、ハンガリーの家庭で日常的に楽しまれているのはスープ仕立てのこちらの方。共通しているのはキャラウェイとマジョラムが醸し出す独特な甘い香りです。お供のワインは赤のミディアムか、ドイツの白の辛口が相性抜群。自家製の黒パンとご一緒にどうぞ。
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